ルイ・ヴィトンのデザインは日本の家紋や伝統文様がヒントになっていた?
日本のブランド好き女子の定番といえばやはり「ルイ・ヴィトン」。そのなかでも特に鞄には、「エビライン」とか「ダミエライン」などといったシリーズもありますが、定番はなんといっても「L・V」の文字と花、星をあしらっている「モノグラムライン」と呼ばれるデザイン。
ところで、この中で丸の中に星がデザインされているマークは、薩摩藩・島津家の家紋の影響を受けたものとされています。
実は、モノグラム・ラインのマークが使われるようになったのは、1896(明治29)年のことですが、このころ、フランスではジャパニズムの波にのり、日本ブームが起きていました。
しかも1867(慶応2)年に開かれたパリ万国博覧会には徳川家とともに薩摩藩が参加していました。このとき、日本の出展物のなかに島津家の家紋のついた品があり、ルイ・ヴィトンの関係者らがそのデザインを実見。モノグラムラインに取り入れられたと考えられています。
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