ルイ・ヴィトンのデザインは日本の家紋や伝統文様がヒントになっていた?:2ページ目
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また、「ダミエライン」のデザインも、日本の市松模様にヒントを得たと考えられています。
そういえば、2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムにも「組市松紋」といわれる市松模様がデザインのベースとなっています。これは、「歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた」もので、このことからもわかるように、市松模様は今も世界に影響を与え続けている日本の模様と考えることができそうですね。
長く世界に影響を与え続けている日本の図案。一番最初に考えた先人たちのデザインのセンスは、時代や文化を超えて通用するものだったということがよくわかるエピソードです。
参考:JIBURI.com、「東京2020エンブレム」TOKYO2020
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