- No.194一番槍、抜け駆け などなど…現代でも使われている”武士の文化”に由来する言葉をご紹介
- No.193かつては”幻の豆”と呼ばれていた山形名物「だだちゃ豆」はなぜ ”だだちゃ” と呼ぶの?
- No.192万年筆の‟万年”っていったい何なの? 万年筆が日本で使われるようになるまで
襦袢、かるた、金平糖も実はポルトガル語!身の回りには南蛮文化が溢れていた:3ページ目
スイーツ編
金平糖
甘くて美味しい金平糖。見た目も可愛いですよね。金平糖はポルトガル語の「confeito」(コンフェイト)から転じました。
ポルトガル人によってもたらされた南蛮菓子のひとつで、宣教師ルイス・フロイスは織田信長にガラス瓶に入れた金平糖を献上しました。ガラス瓶に入った色とりどりの金平糖に、信長も頬を緩ませたのではないでしょうか。
カステラ
お馴染みのカステラもポルトガル語です(私の大好物…!)。
カステラはカスティーリャ王国のお菓子だったため、カスティーリャをポルトガル語にした「castela」から転じました。金平糖と並ぶ南蛮菓子のひとつで、宣教師によって平戸に伝えられました。
当時のカステラは小麦粉・卵・砂糖を均等に配分していたため、今よりも固く、甘味も少なかったそう。日本独自の製法に変化し、砂糖と卵をたっぷり使うようになったことで、現在のような甘くてしっとりとしたカステラになりました。日本人に生まれてよかった…!
バックナンバー
- No.194一番槍、抜け駆け などなど…現代でも使われている”武士の文化”に由来する言葉をご紹介
- No.193かつては”幻の豆”と呼ばれていた山形名物「だだちゃ豆」はなぜ ”だだちゃ” と呼ぶの?
- No.192万年筆の‟万年”っていったい何なの? 万年筆が日本で使われるようになるまで
- No.191もともとは「やよす」?東京の「八重洲」の地名は外国人の名前に由来していた。その名称の変遷を紐解く
- No.190筋子とイクラの違い?ご飯食べるのになぜ「お茶碗」?知ってるようで知らない和の食材【その3】