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江戸時代から使われていた「万引き」という言葉の由来を紹介
意味ありげな「万」には何の意味もなく、ただの当て字なのだとか。「間」に「万」が当てられたのは、おおげさというか、誇大表現というか、シャレのようなものではないでしょうか。実際に、万単位の金額の物を店から盗み出すことは滅多にありませんね。皮肉でわざと数を大きくしたのだと思えます。
その他にも「間」に「運」の意味もあるため、「間」と「運」が結合され、運を狙って引き抜くという意味で「まんびき」になったとする説や、万引きはタイミングを見計らい盗むことから、タイミングの「間」からといった説もあります。
近年では、国際的な窃盗集団など組織ぐるみの万引きも増加しつつありますが、小売店にとって万引きは切実な悩みの種です。
近年では、こうした異常と思われる行動を検知して犯罪を未然に防ぐ次世代画像解析技術の研究が進められています。
この技術が完成すれば、商業施設など不特定多数の人たちが訪れる中で、「犯罪を起こしそうな人」を事前にマークすることが可能になるそうです。犯罪を起こしそうな人を事前に予知できる時代は、もうすぐかもしれませんね。
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