大人が楽しむ縁日!現代アートと融合した剣術やいけばなのステージも魅力「和麓 -walock- 真冬の縁日」
東京下町で開催される、和にロックオンしたフェスをご紹介します。「和麓 -walock- 真冬の縁日」は、大人が楽しめる縁日&ショー。参加者の日常に和を添えることを目的に、子どもの頃お祭りの縁日でワクワク・ドキドキしたあの感覚を、もう一度味わえるイベントです。
「いけばな」、「能」、「剣術」。名前は知っていても、実際に見たり触れたりしたことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。同イベントでは、古来より日本に伝わる日本文化が、現代アートとコラボレーションしたり、モダンなスタイルに変化を遂げた形でのパフォーマンスが繰り広げられます。
会場ではショーを楽しめる他、昔懐かしい駄菓子屋さんの屋台や、折り紙、けん玉などの日本の遊びが楽しめる体験コーナーも設置されるとのことで、お祭りの縁日気分も味わえます。子どもの頃訪れたお祭りは、「初めて見る」ドキドキ、「初めて触れる」ハラハラがありました。色とりどりの灯り、妙にカラフルな食べ物や飲み物。どこか危うさや妖しさが漂いながらも強烈な魅力を放つ縁日には、誰しもが心躍らせたのではないでしょうか。
和麓のステージを彩るのは、人形 舞:綾乃テン、いけばな龍生派家元教授:今井蒼泉、剣舞:わごう – wa ∞ go -の3組。
等身大の人形を操りつつ自身も演じ手となり、一人で二人称を操り台詞を使わずに所作や舞踊によって物語を描き出す人形舞を演じるのは、舞踏家 綾乃テン氏。美しさと怖さが同居した唯一無二の舞です。
いけばな龍生派家元教授である今井蒼泉氏は、DJやミュージシャン、現代美術アーティストなどとのジャンルを超えたコラボレーションによるライブパフォーマンスなどの活動を展開。いけばなは静かに眺めるだけのものではない、と教えてくれます。衣装がジェダイ・マスターのようです。
剣舞を披露するのはわごう – wa ∞ go -。日本古来からの智慧や伝統芸能・文化を今を生きる人へのメッセージととらえ、新しい芸術として昇華する、剣士・後藤佑介とWagni (a.k.a 美乃)によるユニットです。古来の智慧には体・心・魂をゆさぶって統合していく理が隠されいてます。今回は日本最古の書物「ホツマツタエ」の天の巌戸開きを、剣舞・うた・舞で表現するとのこと。
縁日といえば、焼きそばやたこ焼き、お好み焼きなどのお祭りグルメですが、和麓に登場するのは「麻辣火鍋おでん」や駄菓子屋さんの屋台。さらにけん玉やヨーヨー、将棋、花札も楽しめるコーナーが並ぶんですって。ショーの合間は屋台で楽しんでみてはいかがでしょう。
このイベントは、より多くの皆さんに楽しんでいただくため、クラウドファンディングにも挑戦中。プロジェクトのサイトもチェックしてみてください。
和麓 -walock- 真冬の縁日
日程:2017年12月2日(土)
時間:18:00-20:45
タイムスケジュール
18:00 オープン
18:10~18:40 後藤佑介 剣舞
19:10~19:40 綾乃テン 人形 舞
19:55~21:15 今井蒼泉 いけばな
20:45 終了
入場料:2000円 + 1Drink(500円)
会場:SOOO dramatic!(東京都台東区下谷1丁目11)