舞妓さんになるための条件もいろいろ。ホンモノの舞妓さんになる方法
本物の舞妓さんになるには
花街をしゃなりしゃなりと歩く、日本髪に花かんざし、だらりの帯の「舞妓さん」。京都の名物のひとつです。
女性なら、一度は舞妓さんに憧れたという方も多いでしょう。実際、京都で舞妓さんの着付けやメイクをして、お作法などの指導もしてくれる舞妓体験プランは、どこも大人気です。舞妓さんや芸妓さんになりきって京都の町を散策したり、写真撮影もできて、京都旅行の思い出作りにはピッタリですね。
しかし、本物の舞妓さんになる方法となると、詳しくはご存知ないという方も多いのではないでしょうか?
舞妓さんになるためには、まずは芸舞妓さんのプロダクション兼、寮である「置屋」に採用されることが必須です。舞妓を希望する少女は、保護者同伴で置屋の女将さんとの面接を受けます。
ここで晴れて採用となると、約一年間は見習いの「仕込みさん」として下働きをしながら、芸事やお作法などの修行をすることになります。芸妓さんの見習いである舞妓さんになるにも、更にその見習い期間があるのです。
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