【ブラッサム】前代未聞の同棲後押し!なぜ珠を次男の元へ送り出した?叔母・照子と実在モデル・藤村カツの思惑:4ページ目
伯母の後押しで保と同棲することになった千代
「三高出身の帝大のエリートなら、いいところの嫁をもらえるのでは?」
「お騒がせな珠を、可愛いい次男と一緒にすることに抵抗はないのかな?」
など、ネットでは照子の行動を推察する意見をいろいろ見かけます。
照子は長男の件も・珠が逃げたことも・悪評も、終わったことなどどうでもいいと思ったような気がします。
シンプルに、可愛い姪の珠と可愛い自分の息子の保ならきっとうまくいく……「保も助かる・自分も助かる・珠も窮屈な思いをしなくていい」、まさに「三方よし」な話だと確信したのではないでしょうか。
この後、史実では宇野千代は伯母や義理の母に背中を押されて京都の三高在学中の保のところへ行き同棲を始めますが、ドラマでは帝大に進学した保のお世話係として東京へと旅立ちます。
宇野千代の大好物だった「いが餅」
余談ですが、気になったのがリョウが木村家へのお土産に持ち込んだ菓子箱。
こっそりふたを開けた照子の顔が「わ〜ぉ!」と嬉しそうにほころんだのが気になりました。これは『いが餅』という鮮やかに染めた餅米の和菓子で、宇野千代の大好物で一度姿を消したものの復刻したそうです。
「復刻されたいが餅は、後日、宇野千代先生のもとにも届けられ、「美味しかった」と秘書を通じて言葉が伝えられたといいます。(「おいでませ山口へ」山口県東部|和菓子好き必見!宇野千代が愛した”いが餅”も!…)」
綺麗で可愛らしくて柔らかそうで、美味しそうですね。
最後に……
「私の言うことは間違いない」と、叔母の照子。
『珠さま…、逃げんさい』と、絶対的味方のリョウ。
珠を大切に見守っている二人に背中を押され、岩国を後にした珠は東京で保と暮らすようになります。
けれど、それで大団円になりません。より、ひと波乱もふた波乱が起こる未来はすぐそこに待っています。
新しい世界に魅了される珠・「文学」との新しい出会い・心に閉じ込めていた才能の開花・けれど、それが導く保との終焉……この目まぐるしい史実での展開は、ドラマではどのように描かれていくのでしょう。
そして、保と珠はうまくいくと確信を持っていた照子は、どのような行動をするのでしょうか。
朝ドラ「ブラッサム」に関して、下記記事でも取り上げています。ぜひご覧ください。
朝ドラ『ブラッサム』元夫の弟と同棲&4度の結婚!ヒロイン葉野珠(石橋静香)のモデル・宇野千代の生涯【前編】
【ブラッサム】珠を「文学の道」へ導く4つの転換点――悪評で居場所を失った受難と、運命を変えた“救世主”
【ブラッサム】珠のモデルと結婚も束の間、置き去りにされ…木村保(金子大地)のモデル・藤村忠の生涯
参考:
・「生きて行く私」宇野千代(角川文庫)
・「おいでませ山口へ」作家・宇野千代とは?波乱万丈な生涯と故郷・岩国で育まれた人生観
・NHK「ブラッサム」公式HP インタビュー山田真歩さん(木村照子)
・NPO宇野千代生家 宇野千代の人生と文学)




