『豊臣兄弟!』お市と勝家、まさかの天守ダイブ!はあり得ない?実際の死に様と三姉妹のその後などを考察:3ページ目
小一郎が千宗易と対面
大好きなお市の最期を目撃してしまったことで、またしても心に傷を負ってしまった小一郎。だから秀吉が行くなと止めたのに……。
傷心に沈む小一郎が大徳寺に引き籠もっていると、うっかり高価な茶碗を割ってしまいます。よく「国一つが買える」と言いますが、どこの国がどのくらいの値段で買えるのか、知るだけ知ってみたいですね。
それはそうと、茶の湯と言えば千宗易(吉岡秀隆)。ここにきてようやく小一郎と初対面を果たしました。
割れた茶碗を瞬速で直し(金継ぎ?)、苦くて渋いお茶を小一郎に振る舞います。実はお茶が嫌いで、その後に食べる菓子の甘さが目当て……茶道(茶の湯)には詳しくないのですが、千家流の茶道は、そういう楽しみ方が本質なのでしょうか。
茶の湯などロクに興味もない俗物が、いかにも高尚ぶって、詫びだの寂びだの幽玄の世界を演出する。そういう千宗易像を、視聴者に示したかったのかもしれません。
これまで多くの歴史ファンによって築き上げられた千宗易のパブリックイメージを破壊して、視聴者の話題づくりさえできたらそれでいい。そんなことを思ってこの場面を描いたのか、それが筆者の思い過ごしならいいのですが……。
果たして本作における千宗易は、羽柴兄弟の天下一統にどのような役割を担ってくれるのか、今後の活躍に期待しましょう。
『豊臣兄弟!』千利休の登場は近い?織田信長・豊臣秀吉に仕えた“茶聖”の知られざる前半生
織田信長(小栗旬)といえば茶の湯。そして茶の湯といえば、後に「茶聖」と呼ばれる千利休(せんの りきゅう)の存在は欠かせません。利休といえば豊臣秀吉に仕えた茶人のイメージが強いですが、若き日は堺…
『豊臣兄弟!』に千利休の弟子「利休七哲」は登場する?古田織部・細川忠興・蒲生氏郷ら戦国武将と茶の湯
戦国時代に流行した茶の湯を語る上で、欠かすことのできない千利休(せんの りきゅう)。その多大な功績は、後世に茶聖と称されるほどでした。そんな千利休には多くの弟子たちがおり、中でも特に優れた者た…



