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「天邪鬼(あまのじゃく)」って何者?ひねくれ者の語源に隠された、神様と妖怪の意外な正体

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仏教の像の足元で踏みつけられているのは……

お寺に行ったとき、仏像の足元で踏みつけられている鬼に気づいたことがある、という方もいるかもしれません。守護神・四天王像の足元には、踏みつけられた悪い鬼(邪鬼)がおり、仏教の世界ではこれも「天邪鬼」と読んでいます。

また、足元だけでなく、毘沙門天像の鎧にある鬼面について、こちらを天邪鬼と呼ぶこともあります。これは、鬼面の鬼が中国の水の鬼「海若(かいじゃく)」に由来すると考えられており、「海若」を訓読みすると「あまのじゃく」になるからなんです。

日本各地の民話や昔話にも……

歴史的な書物や、仏教的な面だけでなく、日本各地の民話や昔話・説話にも天邪鬼は登場します。天邪鬼が瓜子姫をだまし、時にはその皮を剥いでなり代わるというストーリーの「瓜子姫(うりこひめ)」の物語。

ほかにも、秋田県・茨城県・群馬県・静岡県の一部などでは、人の声を真似ることから木霊や山彦が「天邪鬼」と呼ばれ、声の反響は天邪鬼が声を真似していると考えられています。栃木県・富山県・岐阜県の一部では山姥を天邪鬼と呼ぶことがあります。

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