『豊臣兄弟!』もう後戻りはできない…お市・長政・小一郎の「覚悟」で新しい局面に突入した第15話を考察:4ページ目
小一郎の“武士としての痛み”を共有していく慶
これから、「天下一統」を掲げる信長の戦いはおよそ4000人ともいわれる犠牲者を出した残酷な『比叡山延暦寺の皆殺し』へと進んでいきます。
けれど、そんな魔王も光秀に裏切られて京都本能寺にて自害……「戦いに勝者なし」という運命が待っています。
それに伴い、小一郎の人生も変わっていくのでしょう。
秀長の妻となった慶(吉岡里帆)は、まだまったく豊臣一家に気を許してはいないようです。
けれど、以前のトークショーで吉岡さんは「慶は武家の娘として育っているので、生死を身近に感じ、小一郎の“武士としての痛み”を共有できる人物だと思います」と語っていました。
非情な侍の世界に足を踏み入れた小一郎は、「もう後戻りはできない」と覚悟を決めつつ苦しみを背負っていくのかもしれません。
そんな、小一郎の心情を一番理解できるのは、侍の非情さを間近で見て育ち「覚悟を決めて嫁いできた」慶なのでしょう。
それでも、吉岡さんは「直さんの残した言葉がこの後の話でも受け継がれていく」ともいっていました。
直は「無駄な殺し合いは無くすことができる。小一郎はとことん話し合って考え抜けば道はあると考える人じゃ」という言葉を残しています。
そんな大切な部分は、無くさないで欲しいなと思いつつ、この先を見守りたいと思います。
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