次回『豊臣兄弟!』で描かれる「本圀寺の変」とは?三好三人衆の逆襲…足利義昭はどうなるのか:3ページ目
本圀寺の変まとめ
上洛後、信長が岐阜に帰った隙を狙って三好三人衆が逆襲。義昭らの奮戦により返り討ちにしました……というのが、本圀寺の変におけるあらましです。
もしここで義昭が討たれていたら、信長の威信は失墜していたことでしょう。
また後継者の定まらない室町幕府についても、寿命が早まっていたかも知れません。
そう考えると、本圀寺の変は歴史の大きな転換点だったと考えられます。
戦闘にこそ間に合わなかったものの、大雪の中を駆けつけた信長は無双の忠と謳われ、義昭政権において大きな影響力を持つに至りました。やがてそれが義昭と信長の対立を生むことになります。
果たして「豊臣兄弟!」では本圀寺の変をどのように描くのか、恐らく現場に立ち会うであろう小一郎(仲野太賀)たちの活躍にも期待しましょう!
※参考文献:
- 天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』中央公論新社、2021年10月
- 福島克彦『戦争の日本史11 畿内・近国の戦国合戦』吉川弘文館、2009年6月
- 山田康弘『足利義輝・義昭 天下諸侍、御主に候』ミネルヴァ書房、2019年12月
