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【豊臣兄弟!】愚将なんかではない!15歳で国主、26歳で討死…史実で辿る斎藤龍興(濱田龍臣)の壮絶な生涯

【豊臣兄弟!】愚将なんかではない!15歳で国主、26歳で討死…史実で辿る斎藤龍興(濱田龍臣)の壮絶な生涯:2ページ目

美濃斎藤家の転落の構造

しかし、永禄年間(1558年~1570年)中盤になると空気が変わります。

義龍時代に退けられていた金山城主・長井隼人佐道利を家老に抜擢し、近臣中心の体制へ移行。また、道利や快川紹喜の働きにより、武田信玄(演:髙嶋政伸との同盟も成立しました。さらに信長との和平によって、美濃は一時的な安定を迎えます。

ところが、この束の間の“平穏”が逆に油断を生んでしまった可能性があります。士気の緩みは、家臣団内部の不満という形で表面化しました。

1564年(永禄7年)、竹中半兵衛重治(演:菅田将暉)安藤守就(演:田中哲司)とともに稲葉山城を占拠。龍興は一時、本城を追われる事態にまで至ります。

半兵衛の行動は「主君を諫めるため」とも言われますが、裏を返せば、それだけ内部の不満が高まっていたということでもあります。

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そして1566年(永禄9年)以降、墨俣城を足がかりに信長が再侵攻を開始。龍興は次第に防戦一方となっていきます。

1567年(永禄10年)、ついに稲葉山城は落城。龍興は美濃を追われました。

家督相続からわずか6年。結果だけを見れば、確かに大敗北です。

こうしてみると、龍興が「愚将」と語られてしまうのも、無理はないのかもしれません。

3ページ目 それでも終わらなかった龍興の人生

 

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