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『豊臣兄弟!』大沢次郎左衛門、史実ではどうなる?一触即発の調略回、第5回放送の解説と考察

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犬と猿の御前試合!場外の舌戦に苦笑

信長は犬山城の攻略に手を焼いていましたが、将兵の士気を高めるために御前試合を開催します。

ここで寧々にいいところを見せて、褒美をもらって家族を楽にしたい藤吉郎は、意気揚々と出場しました。

小一郎は奉行の武田左吉(村上新悟)を言いくるめて番組に細工させ、藤吉郎を順調に勝ち進めさせます。

「すべては殿を喜ばせるため」御前試合を盛り上げる策が功を奏して藤吉郎は苦もなく決勝戦へ。対するは「槍の又左」こと前田利家(大東駿介)、わざと強敵ばかり当てられてきたのに、まったく疲れた様子もありません。

果たして藤吉郎に勝機はあるのか……手に汗握る視聴者をよそに、格子の外でも場外戦?が繰り広げられていました。

まつ(菅井友香)が「猿を山に追い返せ」と言えば、寧々は「そんな犬っころ(前田犬千代=利家)に負けたら承知しない」と野次を飛ばします。

結局は卑怯な手を使ったにもかかわらず、藤吉郎の惨敗。参ったの声すら無視してこっぴどく打ちのめされてしまいました。

そして小細工は信長に見抜かれており、名誉挽回とばかりに大沢次郎左衛門(松尾諭)の調略に抜擢されたのです。

大沢次郎左衛門とは何者?

犬山城の背後を固める鵜沼城の主・大沢次郎左衛門については諸説あり、詳しいことはわかっていません。

『寛永諸家系図伝』によると妻の篠(映美くらら)は斎藤道三(麿赤兒)の娘と言われているため、信長とは義兄弟とも言える関係です。

※信長の正室・濃姫(斎藤道三の娘)について

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本作では永禄年間(1558~1570年)に藤吉郎の調略で信長に寝返ったとする『美濃雑事紀』の説を採っており、藤吉郎が宇留間城(鵜沼城)に暫く留まった点も共通していますね。

『美濃国諸旧記』や『濃陽諸士伝記』では、永禄年間に信長へ寝返ったものの、信長から謀叛の疑いを受けたため逃亡。そのまま行方不明になってしまいました。

ほか『寛永諸家系図伝』によると信長の元を去った後、歳月を経て藤吉郎(豊臣秀吉)・豊臣秀次(秀吉の養子)に仕え、秀次事件の後に放浪。晩年は相模国小田原の万松院に身を寄せて76歳で亡くなったそうです。

果たして本作の大沢次郎左衛門は、どんな活躍を魅せてくれるのでしょうか(早くも斬られてしまいそうですが……)。

3ページ目 何が次郎左衛門を動かした?

 

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