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葛飾北斎の世界に『ゴジラ-1.0』のゴジラが襲来!「ゴジラ浮世絵 富嶽三十六景」3部作が新発売

葛飾北斎の世界に『ゴジラ-1.0』のゴジラが襲来!「ゴジラ浮世絵 富嶽三十六景」3部作が新発売

2023年に公開され、米・アカデミー賞で日本作品初の視覚効果賞を受賞した山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」と、世界的に知られる浮世絵師・葛飾北斎がコラボレーションした「ゴジラ浮世絵 富嶽三十六景」が登場。

本作は、葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』の世界観にゴジラが襲来する、全く新しい日本美術の形を提案する3部作。映画『ゴジラ-1.0』のゴジラを「怪獣」としてではなく、抗いようのない「災害そのものの象徴」として位置づけ、日本美術の新たな接点を探る試みです。

静寂を切り裂く絶望の波濤 「神奈川沖浪裏」

世界を魅了した「神奈川沖浪裏」のダイナミックな構図に、ゴジラという“災害級の存在”が融合。

狂おしく渦巻く波濤と翻弄される舟、そして海を割って現れるゴジラ。北斎が生み出した黄金比の構図の中に、ゴジラの圧倒的なエネルギーを封じ込めています。日本の象徴である富士を睨み据えるゴジラの視線は、自然・国家・怪獣が対峙する極限の緊張感を演出します。

天を衝く黒富士と咆哮の金「山下白雨」

夕立の暗雲と、それを突き抜ける富士の威容を描いた通称「黒富士」を舞台に、映画『ゴジラ-1.0/C(マイナスカラー)』が持つモノクロームの美学を投影。

画面全体を重厚なモノトーンで再構成し、地上を覆う澱んだ雲を切り裂き咆哮するゴジラを描写。光り輝く金の箔押しを想起させる繊細な表現が、モノクロの画面の中でゴジラの神々しさすら感じさせる気配を際立たせています。

泰平の終焉、日常を呑み込む災禍 「江戸日本橋」

江戸の中心地として平和の象徴であった日本橋。その日常が一瞬にして崩れ去る、衝撃の瞬間を捉えました。

画面中央の日本橋はそのままに、かつて穏やかだった日本橋川をゴジラが激しく荒らし、船々は転覆の危機に瀕します。橋の上を行き交う人々の動きが、ゴジラの出現によって突如訪れた災厄から逃げ惑う姿へと意味を変える——北斎の絵に新たな文脈を吹き込んだ、物語性の高い一枚です。

北斎が描いた富嶽三十六景は、富士を軸に自然の猛威や人々の営みを多角的に捉えた連作でした。本3部作はその精神性を継承し、海・都市・空という三つの舞台を通して、日本人が古来より抱いてきた自然への「畏怖」と「祈り」を現代的に再解釈しています。

単なるコラボレーションを超え、江戸の構図美の中に現代の絶望を描き出すことで、観る者の心を揺さぶる圧倒的な情景を創り上げた、「ゴジラ浮世絵 富嶽三十六景」は、2026年1月30日(金)より、オンラインにて販売中です。

3作品 共通仕様

  • 販売価格:18,000円(税別)
  • 販売元:株式会社 版三
  • サイズ:(絵)縦21.0cm × 横30.8cm、(額)縦31.7cm × 横40.0cm
  • 素材(額):PVC(裏面:MDF)、紙、アクリル
  • 和紙(絵):純手漉和紙(越前和紙漉元 岩野平三郎製紙所・山口製紙所)
  • 技法:ジークレー版画
 
 

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