和田竜 12年ぶり新作『最後の一色』怪物武者・一色五郎の武勇伝と非業の最期をたどる:3ページ目
『最後の一色』主要人物
<一色家>
- 日置主殿介(ひおき とのものすけ)……一の家老。
- 牧忠左衛門(まき ちゅうざゑもん)……二の家老。
- 真下梶之助(ましも かじのすけ)……三の家老。
- 日置小左衛門(こざゑもん)……主殿介の弟。
- 芦屋金八郎(あしや きんぱちろう)……ふぐりの右。
- 金川与蔵(かながわ よぞう)……ふぐりの左。
- 稲富伊賀(いなどめ いが)……弓木城主、鉄砲の名手。
※「ふぐり」とは精巣のこと。これ以上の言及は避けますが、よほど息の合った一体不可分のコンビなのでしょうね。
<長岡家>
- 長岡藤孝
- 長岡忠興……藤孝の嫡男。玉の夫。
- 長岡伊也(いや)……藤孝の娘で五郎に嫁ぐ。
- 明智玉……忠興の妻で、明智光秀の娘。後世の細川ガラシャ。
- 松井康之……藤孝の家老。
- 米田求政……藤孝の奉行。
- 米田助右衛門(すけゑもん)……求政の子。
<その他>
- 明智光秀
- 羽柴秀吉
- 織田信長……等々。
終わりに
今回は和田竜の最新作『最後の一色』主人公・一色五郎について紹介してきました。
果たして一色五郎は、どんな怪物ぶりを魅せてくれるのでしょうか。
ファンの一人として、とても楽しみです。早く読んでみたいと思います。
【参考文献】
- 梅本政幸『丹後守護一色氏代々控』あまのはしだて出版、2011年10月
- 平井聖『日本城郭大系 11巻』新人物往来社、1980年9月
- 『戦国史研究 第82号』戦国史研究会、2021年8月