ゴリ押し、うっかり…藤原道長はそういうヤツ!大河ドラマ「光る君へ」第40回放送(10月20日)振り返り:5ページ目
絶対わざとだろ!一条天皇を「うっかり」火葬にしてしまった道長
一条天皇は生前、父である円融天皇(坂東巳之)の隣に土葬されることを望んでいました。
定子と同じ土葬がよかったのでしょうね。
その希望は周囲の誰もが知るところでしたが、道長は7月8日に一条天皇の遺体を火葬してしまうのです。
「え、土葬に?そんなこと仰せであったかな……まぁ荼毘に付して(火葬して)しまったものは元に戻せないし、仕方ないんじゃないかな。誰か、異論のある者は?」
絶対わざとでしょ!道長はそういうヤツでした。
敦康親王を皇位から退け、更に死後までこの仕打ち……一条天皇を土葬にしたら、あなたに何か不都合があったのですか?とことん嫌なヤツですね。
とりあえず遺骨は東山の円成寺に安置されました。火葬してしまったにせよ、すぐに円融天皇御陵に埋葬してはいけない理由は何かありますか?まったく道長ってヤツは……(以下略)
果たして一条天皇が円融天皇御陵に埋葬されたのは、崩御から9年も経った寛仁4年(1020年)6月16日。もう悪意しか感じられません。
本当に道長ってのは、そういうヤツです。
第41回放送「揺らぎ」
※次週は衆議院議員選挙のため、放送時間が10月27日(日)19:10~19:55となります。
即位した三条天皇(木村達成)と道長(柄本佑)の間では、早くも水面下で覇権争いが始まろうとしていた。道長の息子たちの序列争いも表面化し…。その頃、まひろ(吉高由里子)は天皇を失った悲しみに暮れる彰子(見上愛)を慰め、和歌の会を催すことに。すると、招かれていないききょう(ファーストサマーウイカ)が現れる。さらにまひろの実家では、娘の賢子(南沙良)と若武者・双寿丸(伊藤健太郎)が仲を深めはじめ…
※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより。
三条天皇による新政権の始まりは、道長による譲位圧力の始まりにほかなりません。
また道長の子供たちによる政争も激化、源明子(瀧内公美)が道長の襟首をねじ上げる場面が予告編で垣間見えました。
また双寿丸と藤原賢子がいい感じになって行きますが、多分彼は刀伊の入寇で討死する未来が予想されます。
母とは異なり多彩な恋愛遍歴を持つ賢子ですが、その胸中に想うのは双寿丸……という展開でしょうか。
次週は放送時間が変更されているので、見逃さないよう注意しましょう!
※NHK総合・夜8時は「衆院選開票速報 2024」があるため、「光る君へ」第41回は、夜7時10分より放送。BSP4K、BSの放送に変更はありません。