さわのモデルは誰?赤痢の怖さ、道長と倫子は子沢山…大河ドラマ「光る君へ」3月24日放送振り返り:3ページ目
源俊賢と源明子
藤原一族によって失脚させられた父・源高明(たかあきら)の無念を晴らすべく、摂政家に近づく源俊賢(本田大輔)と源明子(瀧内久美)。しかし二人の胸中はそれぞれ異なるものでした。
「これからは摂政家の下で栄達を図ろう」と割り切る兄・俊賢に対して、「髪の毛一本でも手に入れて、呪詛してやる」と怨みをたぎらせる妹の明子女王。
一条朝 四納言 源 俊賢(みなもとのとしかた)
本田 大輔(ほんだ・だいすけ)明子の兄。父の高明を政変後に失うも、持ち前のバランス感覚で地道に出世する。当初は道隆に仕えていたが、道長に権力が移るのを冷静に見定め、頭角を現していく。
※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイト(登場人物)より
後に一条天皇の治世で才覚を発揮し、藤原公任(町田啓太)・藤原斉信(金田哲)・藤原行成(渡辺大知)と並んで「一条朝の四納言」と讃えられました。
これまではF4(藤原四人組)として物語を彩ってきましたが、しだいに道長が突出した存在として離脱。これからは4N(四納言)の活躍に期待ですね。
道長のもう一人の妻 源 明子(みなもとのあきこ)
瀧内 公美(たきうち・くみ)藤原道長のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。のちに、まひろ(紫式部)の存在に鬱屈(うっくつ)がたまっていく。
※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイト(登場人物)より
……いかにもドロドロしてそうと言いましょうか。
『源氏物語』のキャラで言えば、六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)が似合いそうです。
美人なだけにいっそう恐ろしい展開が期待できそうですね。