登場人物を深掘り!大河ドラマ「光る君へ」1月21日放送の疑問点や重要トピックを振り返り:3ページ目
源倫子(黒木華)ってどんな人物?
道長の嫡妻 源 倫子(みなもとのともこ)
黒木 華(くろき・はる)
藤原道長の嫡妻。源雅信の娘で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。まひろ(紫式部)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく。※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
入内が噂されながら、なかなか嫁ぎ先が決まらずにいた源倫子。空気の読めないまひろを大らかに笑い飛ばす度量を見せつけるようでした。
彼女は後に道長の正室となり、まひろとは微妙な距離感を保ちながら関係が続いていきます。
お互いをリスペクトし合うようでそこはかとなく嫌味を忍ばせるエピソードもあり、本作でも二人が火花を散らすことでしょう。
赤染衛門(凰稀かなめ)ってどんな人物?
倫子・彰子の女房 赤染衛門(あかぞめえもん)
凰稀 かなめ(おうき・かなめ)
女流歌人。源倫子の女房であり、さらに一条天皇の中宮となる娘の藤原彰子にも仕えた。姫たちに学問を指南するうちに、文学好きなまひろ(紫式部)とも交流することになる。※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
倫子サロンの指導役として登場した赤染衛門。夫の大江匡衡(おおえ まさひら)と仲睦まじかったことから匡衡衛門とも呼ばれました。
良妻賢母を絵に描いたような女性で、更には和歌の才能にも恵まれます。
周囲の者たちをボロっカス気味に書いている『紫式部日記』でも、
「家柄は大したことないけど、和歌は悪くないんじゃないの?分相応に慎ましくて大変よろしい(意訳)」
と珍しく褒めて?いました。
80歳以上も長生きするので、今後の活躍が楽しみですね。