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頼りになった「あの男」!幕末期、英語がわからない日本人は黒船来航の時どうやって交渉したのか?

頼りになった「あの男」!幕末期、英語がわからない日本人は黒船来航の時どうやって交渉したのか?

ペリーが黒船を率いて浦賀に現れた際、日本に英語ができる幕臣はいませんでした。ペリーたちは、どんな言葉で幕府側と交渉したのでしょうか。

実は、アメリカ側も日本側も、英語ではなく、オランダ語を使ってコミュニケーションをとっていました。

当時、日本の通詞(通訳)しかいませんでした。そこで、幕府の通訳は、たった一言、「私はオランダ語を話すことができます」と英語で伝え、あとはアメリカ側とオランダ語で交渉しました。

ペリーの方も、幕府に英語の通訳がいないころをあらかじめ知っていてオランダ語と中国語の通訳を用意していました。

将軍あての国書も、漢文とオランダ語バージョンを用意していたので、双方のやり取りに大きな支障はありませんでした。

2ページ目 幕府は急遽「あの男」を通訳に抜擢!

 

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