そうだったの!?七福神のなかで日本の神は一人だけ?知っているようで知らない七神の由来とは
日本由来の神は一人だけ
12月もあっという間に進み、すっかり年の瀬ですね。元旦からの初詣の企画もされている方も多いでしょう。このときだけ七福神巡りをする方もいるのでは? 一年に一回、ご利益に預かりたいものです。
ちなみに七福神のお名前をすべて言えますか?
「布袋、毘沙門天、福禄寿、寿老人、大黒天、弁財天、恵比寿」
ですね。
この七福神、神社によく祀られていますが、お寺にも祀られているような…一体仏教由来なのか神道の神なのか、疑問に思ったことはありませんか?
それもそのはず、実は、この中で日本由来の神様はなんと一人だけなんです!
それは恵比寿! 恵比寿様だけが神道由来の神様なんです。
様々な歴史の由来を持つ神が、日本に伝わる際に他の神と習合したり役割が変化して、七福神として崇められるようになったのですね。
では、他の神は元々はどのような宗教の由来なのでしょうか?
一人ずつ紐解いていきましょう。
- 恵比寿…神道由来の神
- 大黒天…ヒンズー教のシヴァ神と、日本の神様・大国主命の習合
- 毘沙門天・弁財天…ヒンドゥー教の神
- 福禄寿・寿老人…中国・道教の神
- 布袋…仏僧。菩薩の化身ともいわれる