これぞ江戸の花!?江戸時代の火消し集団「め組」と相撲力士による乱闘事件『め組の喧嘩』その結末は?:2ページ目
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め組の喧嘩、その意外な結末とは?
騒動は、町奉行所の役人が来たことにより収まります。下された結末は「すべての責任は半鐘(=鐘)にある」というもの。半鐘は島流しに遭ってしまった。
……というのは実は創作で、この事件のことを日記に書き残している名力士・雷電によると、事実は違っていたようです。
というのも、お裁きは全体として力士側に甘く、火消し側に厳しいものでした。力士側では九竜山のみ江戸払いを命ぜられたものの、他にはお咎めなし。火消し側には江戸追放となった者もいたそうです。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも歴史に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
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