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即位式の玉座で性行為…即位後に性欲爆発した「花山天皇」が2年で退位させられるまでの生活【大河ドラマ 光る君へ】

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「寛和の変」

関白であった「藤原伊周」がいなくなり、「後ろ盾」を失った花山天皇は格好の餌食となり、天皇の座を奪おうとするものが多く現れました。

皇太子・懐仁義親王の外祖父であった右大臣・藤原兼家も、皇太子の天皇即位と自身の「摂政就任」を目論み、花山天皇を退位させようと計画します。

そんななか、花山天皇の妻「藤原忯子」が、出産時に母子ともに亡くなるという悲劇に見舞われるのでした。淫らな女性関係にうつつを抜かしていた花山天皇も、20歳という若さで愛する妻を亡くしたことに、ひどく落ち込んだようです。

これは良い機会とばかりに兼家は、花山天皇と仲の良かった息子の道兼を利用し、妻の死を悲しむ花山天皇に出家して供養するようすすめ、京都にある山科の元慶寺へ向かわせます。

そしてその間に、花山天皇の出家手続きをし、退位させてしまうのです。この事件を「寛和の変」と言い、兼家は皇太子の天皇即位と摂取主任の目的を果たしたのでした。

たった2年の天皇生活

たった2年という短い期間に、複数の女性に手を出しまくり、命を狙われ、妻を亡くし、さらには天皇の位まで奪われた花山天皇。

彼のように奇行や珍行動を起こした天皇は少ないため、これからも生涯語り継がれていくことでしょう(笑)なんだか、少し同情しますね。

 

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