2009年5月に裁判員制度が施行されて、今年で10年目を迎えました。これを記念して、日本弁護士連合会が公式Youtubeチャンネルで、「裁判員制度10周年ムービー」を公開しました。
公開された動画は全3本。テレビなどで裁判の様子を伝えるときに使われる法廷画にアフレコを組み合わせて、裁判員制度施行後、市民が参加することで裁判が変わったことを伝えているのですが、その裁判の内容というのが何故か童話の「桃太郎」、そして「赤ずきん」なのです(笑)
第1話は「モモタロウ裁判」、第2話は「赤ずきん裁判」。そして第3話は「評議室にて」という内容で、第3話は、第1話で証言者だった桃太郎が、今度は裁判員として裁判に関わることになるという、裁判員制度ならではのシチュエーションで構成されています。
ネタが童話なだけに動画の内容はなかなかシュールでジワる作品となっています。ですが、裁判員制度がどのような制度なのかをあらためて確認するきっかけになる、面白い試みの動画になっているのではないでしょうか。
内容が誰でも知っている童話なので、子供たちが見てもわかりやすい動画だと思います。裁判員制度10周年。これを機会にみなさんも裁判員制度の仕組みをあらためて確認してみてはいかがでしょうか?
それでは、「裁判員制度10周年ムービー」をどうぞ。