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結婚したことを誰にも知らせなかったのはまさかの史実!「いだてん」20話振り返り:2ページ目
7年も妻がいることを黙っていた四三のエピソードは史実!
野口はトクヨの思いに気づかないどころか、四三の恋の相手だと思っていたようで。
アントワープ大会へ向けて旅立った選手団。四三はたびだびスヤと子の写真を取り出しては微笑んでいましたが、仲間内では「あの写真の女性は誰か」と話題になっていました。
そう。結婚して7年も経つというのに、四三はまだ結婚したことを誰にも報告していなかったのです。
四三としては金メダルをとって華々しく妻を紹介したい、という気持ちがあったのですが、まさかまさか、旅券の名前でバレてしまいました。
本名が「池部」だと全員に知れ渡ってしまったところで、養子縁組して結婚したこと、子どももいることを報告します。スヤは何度か東京の下宿にも顔を出していたので、雰囲気的に知られていてもおかしくなかったと思うのですが、全然バレていなかったようですね。
7年間、誰にも結婚した事実を告げていなかった #四三😮 船内で美しい女性の写真を眺めていたことを怪しんだ仲間たちが、あの手この手で真相の究明🔍に動いたことは実際のエピソード。「奥さんですか?」と問いただされ、観念して静かにうなずいた、と四三さんが後に語っています❤#いだてん pic.twitter.com/qhfYGDWchN
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年5月26日
放送後、いだてん公式Twitterでこのようなツイートが。7年間結婚の報告をしなかったのは史実どおりなのだそう。
脚色かと思いきや史実、というエピソードが多いいだてん。こういう細かなエピソードを盛り込めるのも、近代ドラマならではですね。
さて、金メダルを逃して傷心の四三はドイツで槍投げをする女子たちに衝撃を受けて今回は終わりです。次回からはいよいよ女子スポーツ!さんざん女子のマラソンを否定されていたシマが報われることを願って。
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