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ジャンケン遊びの「おちゃらか」は、遊女を買う悪趣味な旦那の遊びから来ている:2ページ目
歌詞の中に込められた意味
この「おちゃらか」の主人公は昔の遊女、貧困のために身売りされた女性が多く、唄は彼女たちの生活の一場面を描写しているそうです。
そこで歌詞を見直しながら、そこに込められた意味を確かめてみましょう。
※諸説を取り混ぜて紹介しています。
♪せっせっせー、の よいよいよい……
(せっせと働きなさいよ。まだ宵の口なのだから。さぁ用意して、用意して、用意して……)おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい!
(ほら、さっそく客がおちゃらかしに来たよ。あの子かな、この子かな、どちらかな……決まった!)おちゃらか 勝ったよ(or負けたよ) おちゃらか ほい……♪
(どっちの娘が買われたかな?売れ残ったかな?ほれ、もう一度……)
これだけだとよく判りませんが、おそらくこんな状況が推測されます。
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