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江戸時代の歌舞伎役者はファッションリーダー!どんだけ儲けていたの?
江戸時代、人気役者になると、その分見せ場も延びるし出番も増えます。役者に合わせて台本を作るので、役者もやりやすかったのではないでしょうか。演出家もおらず、稽古もさほどハードではありませんでした。
とはいえ、人気役者になるのは至難の業。多くの役者がいる中、ひときわ目立つ存在になるのは大変ですよね。演出がない分、自分で工夫することも求められたのです。あとは、元々備わっているオーラなどもあったのでしょうか。ファンも多い人気役者は、かなり稼いでいたようです。
特に、有名だったのが、美しい遊女を演じる傾城(けいせい)事を得意とする女形の芳沢あやめ。一年で千両稼いでいたというから、すごいですよね!ほかにも、千両以上の給金の役者が多数。
役者の収入は、座元の給金以外にもあります。大名屋敷に呼ばれたり、贔屓の旦那から料理屋のお座敷に呼ばれるほか、副業で店を経営する人も…。給金以外にも、様々な収入があったことがわかります。
さらに人気が高まるきっかけになったのが、錦絵です。
2ページ目 歌舞伎役者は錦絵のモデルにもなるファッションリーダー
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