コレ系好きだわぁ♪江戸時代から現代までのおみやげが一堂に集結「ニッポンおみやげ博物誌」が面白そう

増田 吉孝

国立歴史民俗博物館がなにやら興味深い企画展示を仕込んでいるようです!

旅先の思い出として自分のために、または会社や友達への贈答のために買う「おみやげ」の変遷や背景を、江戸時代から現代までの様々な資料をもとに探る「ニッポンおみやげ博物誌」が開催されます。

本展は、近世から近現代にかけての日本人の”おみやげ文化”とおみやげの背景にある観光について、資料を通して紹介していく展覧会です。展示資料は約1300点。

おみやげは観光の思い出として、またはその場所に行った証として買うことが多いだけあって、観光地には必ずと言っていい程の定番みやげが存在します。ただ置物などのおみやげだったりすると、買ったはいいものの、買ったことに満足してしまい、それっきり部屋の隅にひっそりと置かれ存在も忘れられたおみやげなんかもあったりします。いったい人はおみやげに何を求めているのでしょうか?

日本において観光旅行が一般化されていったのは江戸時代後期〜明治期からかと思いますが、当時の日本人にももちろん”おみやげ文化”はありました。当時の人々はどのようなおみやげを好んでいたのでしょうか?また、現代と同様にご近所さんや職場におみやげを配る習慣などはあったのでしょうか?

また、様々な土地でおみやげを買っていると、いつも特定のアイテムを必ず買っていることに気づくこともあります。いわゆるおみやげのコレクション化です。

本展ではこのような、おみやげとコレクション、コレクターの関係についても考察するチャプターも用意されていて、おみやげに関してなかなか深い部分まで探れる展覧会になりそうです!江戸時代から現代までのおみやげを一堂に展示するとのことなので、見ごたえもありそう。

企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」は千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館 企画展示室A・Bで開催されます。

ニッポンおみやげ博物誌

企画展示 – 国立歴史民俗博物館

 
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