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江戸時代の性事情。快楽の追求?男同士のみならず遊女や妻にも肛交はおこなわれていたようで:2ページ目
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実際に男根を受け入れるときは、人差し指に唾をつけて肛門に差し入れして濡らしておくことで、痛みを和らげたそう。もちろん、一気になんて入りません。女が口を大きく開けて深く息を吐き受け入れ態勢を整える一方で、男は少しずつ入れます。我慢しているうちに、徐々に痛くなくなって気持ちよくなってくる女もいるようですが、これは人にもよりますね…。
肛門の根元まで、男根を挿入するのは怪我のもとといわれ、NGとされていました。もし根元まで入ったら…?排便の神経に触れてしまい、腹痛が起こると言われていたのです。立位や立て膝でうつむいて前方にかがむと、男根は根元まで入ってしまいます。ならば、どうしたらいいのでしょうか。仰向けに寝るか、うつ伏せに横たわるのが良しとされていたんですね。
そして男根が入ったら、足を踏ん張って肛門を固く締め付け、片手を男茎に添えて指先で雁首を刺激しながら一方向だけに抜き差しするように仕向けるのがポイントとのこと。全身の力を抜いてしまうと、一気に男根が入ってしまう危険性があるといわれていました。
こうやってみてみると、肛交は一般的には女性には歓迎されていなかったようです。だからこそ、なおさら男はしてみたくなったのかもしれません。
参考資料:大江戸性愛学、江戸の艶本と艶句を愉しむ、江戸の性愛術
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