- No.171猫のノミ取りついでに売春?少年との性愛「陰間茶屋」には女性客も!江戸時代の買春システム【後編】
- No.170好きな男に大金を貢ぐ!江戸時代の買春システム「役者買い」に大奥の女中も病みつきに【前編】
- No.169江戸時代のレンタル屋はなんと「ふんどし」も貸していた!質屋では汚れたふんどしで金借りOK
男性禁制の世界「大奥」にはどんな職種があったの?
基本的に将軍以外は男性禁制という独特の世界といえば、大奥です。将軍の跡継ぎを産む女性はもちろんのこと、将軍や正室の御台所(御台様)に仕える奥女中もここで暮らしていました。
「女中」の「中」は敬称の意味で使われる言葉なので、「女中」は「奥に勤める女性の方々」という意味だったそう。
大奥を運営したのは誰?
大奥の主人といえば、御台所。でも、実際に取り締まるのは、御年寄でした。さらに御年寄は上臈(じょうろう)御年寄と御年寄に分かれており、大奥女中の最高位が上臈御年寄。御台所の話し相手が仕事で、茶の湯や生け花などにつきあっていたようです。
一方、御年寄(老女)は、万事を取り仕切り、表向きの政事にも発言していたので、かなり忙しそうですね。とはいえ、歩き回る忙しさはなく、千鳥之間という部屋でまったく動かず、女中に指示するのみ。いわば、司令塔といえるでしょう。
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.171猫のノミ取りついでに売春?少年との性愛「陰間茶屋」には女性客も!江戸時代の買春システム【後編】
- No.170好きな男に大金を貢ぐ!江戸時代の買春システム「役者買い」に大奥の女中も病みつきに【前編】
- No.169江戸時代のレンタル屋はなんと「ふんどし」も貸していた!質屋では汚れたふんどしで金借りOK
- No.168「江戸時代は平和」だって?そんなの大間違い!現代に通じる悪党らの卑劣な詐欺事件【後編】
- No.167「江戸時代は平和」だって?そんなの大間違い!現代に通じる悪党らの卑劣な詐欺事件【前編】