
- No.147新年最初のエッチはどうしてた?江戸時代の「姫はじめ」についてのアレコレ
- No.146東京=江戸ではない!?江戸時代の有名な”アノ人”の過労死で決まった江戸の範囲
- No.145江戸時代、吉原の遊女が髪を洗えるのは月1度。その日は営業も夕七つ時までお休みの特別な日

頻発した遊女による吉原放火。火事があると大繁盛した「仮宅」ってどんなところ?
江戸市中のみならず、吉原でも頻繁に起きていた火事。明和5年(1768年)4月をはじめとして、慶應2年(1866年)11月の火災まで、計18回も全焼したとか!かなり頻繁に発生していた吉原での火事の原因は、つらい日々に耐えかねた遊女による放火が多かったそう。
当時、放火をしたらたとえボヤに終わっても、一般的には火罪(火あぶり)でしたが、遊女の場合は辛い気持ちを察しての情状酌量で、島流しで終わったそうです。
全焼してもへこたれないで臨時営業
火事で全焼して営業できなくなった場合、再建するまでの一定期間のみ、江戸市中の料理屋や茶屋、商家や民家などを借りて仮宅という名の臨時営業をしていました。この仮宅は、主に浅草や深川などにあったようです。店主は仮宅の期間と場所の要望を奉公所に提出するのですが、申請がすべて通ることはほとんどありませんでした。期間も約半分、場所も約半分しか許可されないことが常だったそう。
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.147新年最初のエッチはどうしてた?江戸時代の「姫はじめ」についてのアレコレ
- No.146東京=江戸ではない!?江戸時代の有名な”アノ人”の過労死で決まった江戸の範囲
- No.145江戸時代、吉原の遊女が髪を洗えるのは月1度。その日は営業も夕七つ時までお休みの特別な日
- No.144産後75日は夜の営み禁止!夫は我慢の限界!江戸時代の夫婦のセックス事情
- No.143体を売る芸者は江戸時代「蹴転」と呼ばれていた。”芸者は体を売らない”は建前だった?