人気が高まっている食品サンプル
食品サンプルといえば、レストランや食堂の店頭で見かけるアレのこと。
非常に精巧にできていて、海外の人の人気も高いんだとか。
そんな食品サンプル、最近は国内でもとっても人気だそうですよ。
スマホにデスクに、日常使いの食品サンプル
食品サンプルが人気といっても、別に飲食店が増えてたくさん売れているというわけではありません。
というのも、一般の人にとっても人気だからです。
普通であれば食品サンプルなんて使うことはありませんが、最近のサンプルは一味違う。
普通のスマホケースかと思いきや、裏返してみるとそこにおいしそうな豚の生姜焼きやステーキやクレープがあったり、定規やセロハンテープの台にスイーツがデコレーションされていたり、日常生活の中で役立つ食品サンプルがたくさん出てきているんです。
中でもスマホのケースは人気があるみたいですね。
思わずヨダレが垂れちゃいそうなおいしそうなケースで、個性的にスマホを彩るのも楽しいですね。
また、自分で作れる食品サンプルキットの販売などもあるそうで、人気を呼んでいます。
スカイツリーにあるショッピングセンター・ソラマチ内にあるサンプルを販売しているショップでは、食品サンプル作りの実演も行っているそうですよ。
食品サンプルの歴史
そんな食品サンプルは、意外と歴史が長いんです。
日本で使われるようになったのは大正頃から。
庶民的な食堂などで、商品の内容が分かりやすいようにと取り入れられていきました。
今ではすっかり定着している食品サンプルですが、世界を見てみるとこれはなかなかマイナーなもの。
初めて食品サンプルが大量に輸出されたときも、サンプルとして使うのではなくて、販促品として使うのが目的だったそうですよ。
また、遠洋漁業に出ている船にはお寿司の食品サンプルが常備してあるという話も聞きます。
なぜなら、それを渡すと海賊が見逃してくれる可能性がぐっと高くなるから。
特にマグロが人気なんだとか。
当たり前に街中で目にする食品サンプル。
新しい商品や意外な使い方、そして思いのほか長い歴史のあるものだったんですね。