監督は水木しげる好き!日本文化大好きなスペイン監督が映画を撮ったらこんな感じになりました「マジカル・ガール」
スペインからすごい映画がやってきます。
白血病であと少しの命の少女アリシア。彼女は大の日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。「ユキコ」の衣装を着て踊りたい!と最後の願いを叶えるてやりたいー失業中の父ルイスは高額の衣装を手に入れるために宝石店に強盗に入ろうとする。
そんな時に偶然出会う謎の人妻バルバラ。そして訳ありの元教師ダミアンと出会うはずのなかった者たちがであい、運命は悲劇へと転がっていく…。
監督、脚本を担当するはカルロス・ベルムト。彼はイラストレーター、漫画家を経て監督になった経歴の持ち主。ドランゴンボール大好き、寺山修司や水木しげるなど渋い日本通。その彼の長編映画デビュー作です。
美しい映像、コントラストがハッキリしていてクールでミニマムな画面。そして長山洋子のアイドル時代の曲や美輪明宏作詞作曲の「黒蜥蜴」を使用したりと、現代の日本文化に影響を受けた人が創る作品を我々日本人にはどう見えるのか、是非劇場で確認したいものです。