手の中に本物を。伝統工芸士が作る「純銀製のぐい呑み」で富士山の美を愉しむ

小林聖

世界文化遺産にも登録された日本の最高峰、富士山。観光に訪れる人も増え、その姿をモチーフとした商品もますます増えてきています。

そんな中でも、他とは一線を画す、格別な一品はいかがでしょうか。

宮内庁御用達の銀製品メーカー宮本商行で見つけた「富士山 ぐい呑」は、名前どおりその美しい姿をそのまま写し取ったかのような純銀製のぐい呑です。

富士山の雪部分は岩石打、山肌部分は槌目打という技法で作られた古美仕上は、1899年(明治32年)には皇室・各宮家、宮内庁、外務省などからの用命を賜り、宮内庁御用達の銀製品ブランドとして信頼されてきた歴史を持つ同社ならではの美しさ。

999/1000の銀の板 をヘラ棒で搾るように引き伸ばしてから、ひとつひとつ鍛金により仕上げられた器は、縁が少し反ったの形状に仕上げられており、口元にやさしくフィットしてくれます。


カラーは「金古美(きんふるび)」と呼ばれる銀を黒ずませる技術で古色を帯びたような黒い肌が渋さを魅せる「古美(ふるび)」と銅をかけて赤みをつけ、朝焼けの富士山をイメージしたという「赤富士」の2つがラインナップ。
観賞用としても、オリジナルの桐箱に収められているのでギフトとしても、誰にも喜ばれる逸品です。

銀の口当たりの良さは日本酒の味わいを増すだけでなく、ウイスキーのショットグラスとしても最適。
ちょっと贅沢な器で取っておきのお酒と秋の夜長を楽しんでみませんか。

宮本商行

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