【真田十勇士】岩本照演じる猿飛佐助は何が違う?100年前の誕生秘話からドラマ独自の大胆改変まで徹底比較:3ページ目
個性も技もさまざまな十勇士
真田十勇士は、その作品によって細部は異なります。
一般的に知られる伝統的な顔ぶれと特徴を、今回のドラマのキャラクターと比較しつつ、簡単にご紹介しましょう。
⚫︎猿飛佐助(さるとび さすけ)
甲賀流の忍者で白雲斎の弟子。超人的な跳躍力と変幻自在の忍術を得意とする。十勇士の筆頭格で最も人気が高いキャラクター。
演じるのは、Snow Manのリーダーで振付師の岩本照(ひかる)さん。
佐助は、自称「東国一の空飛ぶ忍」で、卓越した跳躍力と発想力、型にとらわれない自由な戦い方が特技。一匹狼で組織を嫌うが、根は優しい性格です。
卓越したダンススキル・肉体美・身体能力の高さで知られる岩本さんは、ドラマでの身体表現やメイキングの映像でのストイックな練習姿も注目されています。
⚫︎霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)
伊賀流の忍者。百地三太夫の弟子とされる。幻術や姿を消す技に長け、クールで寡黙な実力者。佐助とはライバル関係として描かれることが多い人物。
演じるのは、中川大志さん。NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で誇り高く忠誠心に熱く清廉潔白な人物、畠山重忠を演じ大評判でした。
今回は、冷静沈着で寡黙な人物。十勇士屈指の実力と統率力を持つ孤高の忍びで才蔵流の忍術・知略に優れ、佐助とは犬猿の仲ながらも認め合う関係だそうです。
⚫︎由利鎌之助(ゆり かまのすけ)
鎖鎌と槍の達人として名高い。『真田三代記』によると、初めは三河の野田城主・菅沼新八郎の家臣であったという。
ドラマでは、十勇士唯一の女忍者(くノ一)。冷徹さと穏やかさを併せ持つ男装のクールビューティー。演じるのは、その身体能力とダンススキルの高さで知られる伊原六花さん。
⚫︎三好清海入道(みよし せいかいにゅうどう)
怪力の巨漢入道。巨大な鉄棒(金棒)を振るう豪傑で、弟の伊三入道と並んで「力の象徴」として活躍。
ドラマでは、十勇士きっての妖艶な美貌の持ち主で力より頭脳戦が得意というキャラクター。薬や毒を操る策士的な存在で、伊三の弟という設定になっています。演じるのは俳優の今井竜太郎さん。
⚫︎三好伊三入道 (みよし いさにゅうどう)
清海入道の弟。兄に劣らぬ怪力の豪傑。薙刀や力技で前線を切り開く。
ドラマでは、青海の兄。演じるのは元陸上競技選手で「百獣の王」武井壮さん。十勇士随一の怪力の持ち主で、巨大な金槌などを振るい一撃で相手を倒す豪傑キャラクター。
⚫︎穴山小助(あなやま こすけ)
槍の名手。幸村の側近・影武者として仕える。容姿が幸村に似ているとされることも。
ドラマでは、俳優の浜野謙太さんが。冷静沈着な人物でまさに十勇士の『頭脳』を担う軍師的存在。その知略で仲間を支え幸村からの信頼も厚い人物。
⚫︎筧十蔵(かけい じゅうぞう)
鉄砲(種子島銃)の名手。射撃の腕が百発百中とされ、銃術戦を担当する異色の存在。
演じるのは俳優・声優のジョエル・ディカーソンさん。堺に住むイギリス人の鉄砲商人で、佐助と境で出会ったことをきっかけに十勇士に加わる人物。射撃の名手という役どころ。
⚫︎望月六郎(もちづき ろくろう)
火薬の扱いや爆発物に長けた勇士。武芸にも秀でる。
十勇士最年長の元侍で、代々真田家に仕える忠臣。真面目で実直、武芸に秀でるという役どころで、演じるのは劇団四季所属の俳優、牧野公昭さんです。
⚫︎海野六郎(うんの ろくろう)
真田家古参の重臣。弓や武芸に優れ、陰で仲間を支える右腕的な役割。
ドラマでは、袴田吉彦さんが演じる六郎は弓の名手で、十勇士自他ともに認める「遠距離戦のエース」。
⚫︎根津甚八(ねづ じんぱち)
槍の名手で博打好き。大坂夏の陣で幸村の影武者を務めたという話もある。
ドラマで演じるのはお笑いコンビ・はんにゃの金田 哲さん。飄々とした脱力系の人物で呑気な性格だそう。
このほかにも、徳川家康は内藤剛志さん、真田幸村を安藤政信さん、徳川家に服部半蔵を中村獅童さん、佐助の師匠であり父親的な存在・白雲庵を唐沢寿明さんほか、さまざまなキャストが登場します。
(ちなみに、『豊臣兄弟!』の前野長康役の渋谷 謙人さんや、『べらぼう』の徳川家斉役の城桧吏さんなど、大河組の姿も)