盆踊り→死者の群れ?おはぎ→血の色?日本の風習に当たり前に隠されてきた衝撃のルーツ4選:3ページ目
盆踊りは死者の群れを表現していた!?
お盆といえば盆踊り。さて、なぜ死者を迎える日に踊られるのかご存じですか?
実は盆踊りは、死者が地獄から救済されて喜んで両手をあげている様子が、もとになったといわれています。
どういうことかといいますと、昔仏陀の弟子のひとりにモッガラーナという弟子がいました。彼の母は死して餓鬼道に陥り、それを神通力で知ったモッガラーナは母を助けようとしますがうまくいかず、仏陀に救済を求めます。仏陀は7月15日に百日修行を終えたたくさんの僧侶に供養をすれば、その力で助けられると伝えます。
果たしてモッガラーナの母は無事に昇天します。その時にモッガラーナの母以外の亡者も救われたとされ、その歓喜の様子が盆踊りというわけです。
ちなみに「逆さ吊り」という責めが、サンスクリット語で「ウラバンナ」と発音します。それが訛って「盂蘭盆会」となりました。
盆踊り自体が広まったのは、一般的には平安時代に空也上人が広めた踊念仏といわれています。
ちなみに8月13~15日がお盆のようになってしまっていますが、実際は旧暦の7月15日です。ですが、明治期になり暦が変わり、地方の農村部では、旧暦の7月は一年のうちで繁忙期にあたってしまったため、1か月遅らせた8月15日前後(8月13日〜16日)に行う地域が全国に広がりました。現代では都市部の人間がちょうどその時期に帰省することもあり、これが「月遅れ盆」といって全国に定着し、現在に至ります。
