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『豊臣兄弟!』逃げずに26歳で散った織田信忠(小関裕太)…ドラマでは描かれなかった “幻の天下人” の最期

『豊臣兄弟!』逃げずに26歳で散った織田信忠(小関裕太)…ドラマでは描かれなかった “幻の天下人” の最期:2ページ目

つい「父上ならそう申すはずじゃ」と

「豊臣兄弟!」の中では総大将として発言しても、その後に『…父上なら、そう申すはずじゃ』と付け加えてしまう信忠。

SNSでも話題になっていました。信忠の背負っている重荷が切なかったですね。

そして、第24話『軍師官兵衛!』の回。

籠城を続けていた荒木村重(トータス松本)がまさかの“妻も家臣も置いての逃亡”で、摂津・有岡城は落城しました。

そして残るは東播磨・三木城となり、総大将の信忠は総攻めを命じ「三木城で同じしくじりは許さん…父上ならそう申すはずじゃ。」という場面がありました。

そこに、有岡城に幽閉されていた黒田官兵衛(倉悠貴)が足を引きずりながら登場。

お恐れながらと、別所がいかに播磨の国衆から好かれているかを説明し、血を流さず三木城の者たちを助ければ、感謝して織田家に忠誠を尽くすはずだと熱弁しました。

「しかし…父上が」という信忠に、『信忠様のお考えをお聞かせくださりませ。』と鬼気迫る勢いで詰め寄る官兵衛。

この言葉は信忠の胸に刺さったのではないでしょうか。

織田家当主として、信長の息子としてのプレッシャーから、「三木城の者は一人残らず打ち取れ!」とあえて信長をなぞって信忠様は苛烈なことを命令した……そんなふうに、官兵衛は見抜いていたように思えます。

淡々と表情を変えずに官兵衛の言葉を受け止めていた信忠ですが、一瞬ふと視線を下に落としてから「好きにいたせ」と言いました。父への依存やプレッシャーが解けた瞬間。

奇しくも、この日は6月21日(日)は「父の日」でした。

この回は、官兵衛は息子・松寿丸(森優理斗)と1年ぶりに再会。そして、信忠は「父上なら」と頼ってしまう自分の中の父から離脱。

それぞれの「父と息子」のあり方がテーマに流れていたのが記憶に残っています。

3ページ目 謀反人の子で・いとこの信澄にみせた気遣い

 

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