『豊臣兄弟!』三法師の誘拐は史実?秀吉の“暴挙”、お市&勝家再婚の真意…第30回放送の真相考察:3ページ目
対秀吉で結束!お市と勝家の結婚
永年想いを寄せ続けたお市との政略結婚を持ちかけられ、激怒する勝家。秀吉はそこまで読んだ上でけしかけたのでしょうか。
秀吉の話を聞いた茶々(井上和)が「母上を何だと思っているのか」と憤っていましたが、そりゃあなた、戦国時代の武家女性はみんな政略のコマです。もちろん戦国時代の武家男性が、みんな合戦や政務のコマであることは言うまでもありません。
勝家はこれまで正室を迎えたことがなかったようで(庶子がいるので妾はいた模様)、織田家とのつながりを持つならまたとない好機だったと考えられます。
ちなみにお市との結婚について、勝家は堀秀政にあてた書状でこのように記していました。
一つ、羽筑と申し合わす筋目 相違無き事
付けたり 縁辺の儀 弥其の分に候※『南行雑録』より、天正10年(1582年)10月6日付書状
【意訳】秀吉(羽柴筑前)と清須会議で決定したことについて、異存はない。追加。お市との結婚については、申し合わせ通りに行った。
異存はないし、申し合わせ通りに結婚したが、秀吉が不穏な動きをしているようで油断がならない。そこまで明記されてはいないものの、そこはかとなく行間から勝家の警戒感がにじみ出ているようです。
対秀吉で結束したお市と勝家は、これからどんな夫婦生活を描くのでしょうか。
第31回放送「これで、お別れにございます」
清須会議後の秀吉(池松壮亮)の行動が織田家中に波紋を広げる中、市(宮﨑あおい)は秀吉に対抗するため勝家(山口馬木也)に嫁ぐ。さらに信孝(結木滉星)が幼い織田家当主・三法師を岐阜へ連れ去ったことで、水面下の主導権争いが激化。小一郎(仲野太賀)は三法師を取り戻すべく重臣らの協力を仰ぐが、拒絶されてしまう。そこで「信長の葬儀を行う」という名目で関係者を集め、話し合いをしようとするが…
※NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。
そりゃそうでしょうよ(心の声)。ただ裏切るだけならまだしも、ガッツリ信頼させておいてから裏切るというゲス行為を目の当たりにしたら、誰も力を貸してくれるはずがありません。
三宿老にはそれぞれ支持者や協力者がいますから、そのネットワークを通じて羽柴兄弟のゲスぶりが知れ渡るのは時間の問題です。
敵を欺くのは知略ですが、仲間を欺くのはただの外道でしかありません。秀吉は今後、どうやって彼らを従え、織田政権の乗っ取りを成功させるのでしょうか。
サブタイトルの「お別れ」は、羽柴兄弟が長年(自分の妻よりも)憧れ続けたお市との別れを指しているものと思われます。果たしてどんな別れが描かれるのか、次週も目が離せませんね!
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