『豊臣兄弟!』村重逃亡のその後は?だし処刑・官兵衛改姓・別所滅亡…史料から第24回の名場面を考察:5ページ目
別所長治らの立派な最期
三木の干殺しと呼ばれた過酷な籠城戦の末、ついに降伏を決断した別所長治。劇中では見苦しく強制退場となった叔父の別所賀相(田中美央)らと共に自害しました。
自害したのは長治・賀相・別所友之(ともゆき。長治弟)とその妻子たち。秀吉から贈られた餞別をもって別れの宴を開き、壮絶な最期を遂げます。
今はただ うらみもあらじ 諸人の
いのちにかはる 我身とおもへば【意訳】覚悟を決めた今となっては、もう誰を怨むようなこともない。我が命と引き換えに、将兵らの命が助かる喜びにただ逝くだけだ。
こちらは長治が詠んだ辞世、死力を尽くして耐え抜き・戦い抜いた若武者らしい潔さが表れていました。
ちなみに『信長公記』には長治(小三郎)夫妻と友之(彦進)夫妻、そして賀相(山城)の妻そして三宅肥前入道の辞世合計6首が記されています。しかし賀相自身の辞世だけが記されていません。
これは意図的に載せられなかったのか、あるいは辞世を詠む猶予すらなかったのか、疑問が残るところです。一体どういう理由があったのでしょうか。
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第25回放送「変事の予兆」
信長(小栗旬)の新たな城・安土城が完成。祝宴の場で信長は、家臣たちに相撲を取るよう提案し、若き近習・森乱(市川團子)の相手に、なぜか林秀貞(諏訪太朗)や佐久間信盛(菅原大吉)、安藤守就(田中哲司)ら長老格の重臣を指名する。余興と思いきや、あえなく敗北した3人に、信長は問答無用で追放を言い渡す。小一郎と秀吉(池松壮亮)がその理不尽な行動の理由を探ると、光秀(要潤)が信長の真意を語りだす。
※NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。
さて、ラストで「本能寺の変まであと2年」とカウントダウンが始まりました。ちょっと早くない?(カウントダウンが2年って長すぎない?)と思いましたが、視聴者の意表を衝く展開が用意されているでしょう。
さて来週は信長が古参の家臣たちを追放する「暴君ぶり」を発揮します。舅を追放されてしまった小一郎は、どういう態度をとるのかが気になるところです。
次週から本能寺に向けて物語がより一層加速していくことでしょう。これからも、目が離せませんね!
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