朝ドラ『風、薫る』ナース6の旅立ち!実在モデルたちの卒業後、大山捨松ら支援者の史実を一挙紹介:2ページ目
実在の人物も「看護婦育成」に尽力
ドラマでは、帝都医科大附属病院(現在の東大病院)が病院内に看護科を設立するため、「二期からの梅丘看護養成所の学生は受け入れられない」「一期生を当院で雇う話も無くなった」と、過去の約束を反故にします。
そこで、バーンズ先生は、有力者たちに会い、頭を下げて生徒たちの将卒業後も病院勤務ができるよう奔走しました。
ドラマ内で先生が頭を下げに行ったのは、大山捨松(多部未華子)、勝海舟(片岡鶴太郎)、乳がん手術でりんの手厚い看護に感動した和泉公爵家の奥方・和泉千佳子(仲間由紀恵)です。
実際、この3人は日本の看護婦養成に関わった人たち。
▪️実在の人物である大山捨松は、有志共立東京病院(現東京慈恵会医科大学付属病院)を表敬訪問した際、病院長だった高木兼寛に、「日本にも看護婦養成学校が必要だ」と提言した人です。
そして、鹿鳴館で慈善バザーを開いて資金を集め、高木に寄附をして「有志共立病院看護婦教育所(のちの慈恵看護専門学校)」の設立に尽力しました。
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▪️勝海舟は、以前海軍省の部下であった高木兼寛が、有志共立東京病院を開設したとき、その志に感銘を受けて、病院を開設するための資金を提供しています。はからずも、この時代に看護婦養成学校が誕生することに資金面で支えたのでした。
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▪️和泉千佳子のモデルとされる三宮義胤男爵の妻・三宮八重野は乳がん手術のために入院してきた患者です。原案小説によると、大関和は泊まり込みで八重野に付き添い手厚い看護を行なったことで非常に感謝されています。
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入院患者にとっては、ただ掃除や食事を運んだりする雑役夫や看病夫ではなく、医療知識を持つ「看護婦」の存在がいかに重要かを身をもって体感した人です。
皆、日本の医療現場における「看護」に必要性を感じている人々ばかりでした。バーンズ先生のおかげで、看護学生も帝都医科大附属病院で働けるようになりました。



