朝ドラ『風、薫る』ナース6の旅立ち!実在モデルたちの卒業後、大山捨松ら支援者の史実を一挙紹介:4ページ目
「日本の病院に看護婦がいる」がバーンズ先生の夢
実際にナイチンゲールが、たくさんの名言を残したように、バーンズ先生も胸に染み入るような言葉を生徒たちに残しました。
卒業のお祝いに贈ったのは「私の夢を皆さんに託します」というメッセージ。
「日本にはどんな病院にも看護婦が当たり前にいるようになる。それが私の夢になりました。
今、ここに看護婦が6人いる。それが60人、600人、6000人へと増えたときに私の夢は叶う。みなさんよろしくお願いします。」
卒業時、恩師にこんなことをいわれたら「この期待に恥じることなくその夢を叶えよう」とずっと心の支えになりそう。
130余年を超えた2024年末現在、日本で従事する看護師人口は136万3142人。バーンズ先生の夢は叶いました。
自ら道を切り開き選択肢を作った看護学生たち
「看護」という職業に病院でさえ理解がなく「賎業」と差別された明治時代。「女性は結婚して子供を産むのが仕事」と枠に押し込められた時代でもありました。
そんな社会環境の中で、養成所で学んだ「ナース7」は、自ら道を切り開き選択肢を作りました。
中でも、大関和と鈴木雅は異端児。けれど、その名を令和の今にも伝えるほど日本の近代看護の基礎を作り、女性が職業を通じて自立できる道を切り開いた人たちです。
バーンズ先生が最後に残した言葉「What is nursing?」
What is nursing?The one being questioned is myself.
(看護とは何か?問われているのは私自身である)
これは、卒業生皆、それぞれの生きていく現場で何か起こるたびにずっと常に自問自答したことでしょう。
ドラマ内でお団子屋の主人が突然倒れたとき、「ナース6」の落ち着いてテキパキした処置は、さすが看護学生という感じ。病院以外の場でも学んだ「看護」は生かされ、紡がれていくのでしょう。
それぞれの新しいステージが楽しみです。
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参考:
明治のナイチンゲール 大関和物語 田中ひかる


