朝ドラ【風、薫る】りんの運命を大きく変える外科医…今井益夫(古川雄大)のモデルとされる佐藤三吉の史実:3ページ目
ドイツで学んだエリートの外科教授
今井益夫は「帝都医大病院の外科教授」です。
公式サイトの古川雄大さんのコメントによると、「当時最先端の医療をドイツで学び、外科教授として病院を支える人物。しばし主人公と対立するも、そこには医局の責任者としての日本医学への想いがあります」とのこと。
この今井益夫のモデルでは?といわれている佐藤三吉は、美濃国大垣藩(現岐阜県大垣市)にて安政4年(1857)に誕生しました。大関和や鈴木雅より1歳年上になります。
明治3年(1869)、12歳の頃に東京で司馬凌海という医学者・言語学者のもとで学び、2年後には大学南校(現・東京大学)に入学。26歳の頃にベルリン大学に留学して外科学を学び、帰国後は東京帝国大学教授に任じられ、その後医学博士号を授与されます。
さらに、明治34年(1901年)には東京帝国大学医科大学付属医院・院長に就任しています。絵に描いたような優秀なエリートという感じです。
史実では大関和が、外科医局長だった佐藤三吉と知り合うのは、明治21年(1888)に看護実習を終えて、外科の看病婦取締に配属されたのちのことです。
