コスプレ参加、女性同士のバトル…豊臣秀吉が催した戦国最大級の「ド派手なお花見」が規格外すぎる!:2ページ目
利家が政宗が秀吉が参加した大笑いのお芝居
『吉野山の花見』のコンセプトは、各自コスプレをして参加することでした。そして、コスプレ姿でお芝居をしたのです。
伊達政宗の言行録『木村宇右衛門覚書』によると、伊達政宗とその家臣はひのき笠に鈴懸の衣を身につけ、金剛杖を持つという大峰山の山伏の扮装。前田利家は巻物売り、公家衆は薫物売り、秀吉は赤い服に唐人笠、金鞘張りの刀、唐団扇を持つという非常に派手な扮装でした。
お芝居の舞台は「とある茶屋」。徳川家康、前田利家、今出川晴季らがお茶を飲みながら休憩中。そこに、伊達政宗の山伏一行が通りがかります。
茶屋の下男を語る秀吉が「お立ち寄りください」と誘うと、山伏らはずうずうしく「茶ではなく酒を所望する!」といいました。
さらに、誰も頼んでいないのに、勝手に腰に付けていた法螺貝を吹いてお布施を要求するというコミカルなストーリー。
このコスプレ芝居はみなに大ウケで、「桜の花の下では身分に関係なく皆無礼講」な宴会として盛り上がったそうです。
この場面、ぜひ大河ドラマ「豊臣兄弟!」でも見てみたいもの。けれど、秀長が亡くなったのは1591年。制作サイドによると「ストーリーの中で秀長が登場しない回はない」そう。『吉野山の花見』は秀長が亡くなってから3年後くらいなので、登場しないのでしょうか。
それとも、秀長がまだ存命中に行ったことにするのでしょうか。
血の流れる戦闘や騙し騙されの戦国時代。いっとき、華やかな薄ピンクの桜を背景に、戦国武将たちが無礼講で花見を楽しむ平和なシーンも観てみたいものです。
