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【豊臣兄弟!】なぜ織田信長は逃げた…最大級の危機「金ヶ崎の退口」の謎、ドラマではどう描かれる?

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一、敵兵力の正確な情報がなかった

現代の私たちは織田&徳川VS朝倉&浅井の兵力差を知っていますが、当時現場にいた信長が同じ情報を持っていたかは分かりません。

「背後から敵襲!」と聞いて、その兵数を瞬時に把握するのは難しく、ならば一刻も早く退却を選んだ可能性も考えられます。

大慌てで逃げ延びた信長が、後から情報を集めて「何じゃ、泰山鳴動して鼠一匹だったか」と思ったかも知れません。しかし、もしこれが5万の大軍だったらひとたまりもなかったことでしょう。

生きてさえいれば再び朝倉を攻めることもできます(事実そうしました)。戦国乱世を生き抜く上で、危機察知能力は過敏なくらいでちょうどよかったのかも知れませんね。

終わりに

今回は金ヶ崎の退口について、兵数で勝っていながら信長が慌てて退却した真相を考察してきました。

浅井長政の裏切りによって手痛い敗北を喫した信長は、その後苛烈な逆襲を果たすことになります。

果たしてNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、殿軍を務めた小一郎(仲野太賀)と藤吉郎、そして家康の奮戦ぶりが描かれることになるでしょう。漢たちの熱い闘いと絆に、胸が高鳴ります。

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※参考文献:

  • 谷口克広『織田信長合戦全録』中公新書、2002年1月
 

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