【豊臣兄弟!】なぜ織田信長は逃げた…最大級の危機「金ヶ崎の退口」の謎、ドラマではどう描かれる?:2ページ目
一、兵站(補給ルート)の途絶を恐れた
それまで「補給は現地調達≒敵地で略奪」という考えが一般的でしたが、信長は兵站の整備を進めていました。
敵から奪った方が合理的に思えますが、略奪には返り討ちやそもそも奪う物資がないリスクもあります。それならコストはかかっても自前で供給できる方が、大軍を安定的に運用できるでしょう。
しかし一度兵站が途絶してしまうと、大軍はたちまち飢餓に苦しめられることになります。それを恐れて信長は脱兎の如く逃げ出した……と考えられました。
一、挟撃には兵力差を覆す威力があった
たとえ2倍の兵力差があっても、前後や複数方向から攻撃を受けると注意が散漫になり、実力を発揮できなくなるものです。
戦場では大勢がごった返しているため、いつも冷静に合理的判断ができるとは限りません。
大軍であればあるほど、指揮命令が行き届かずに右往左往し、烏合の衆と化してしまうリスクは高いでしょう。
そういう意味から、信長は下手に両面の敵を迎え撃つより、一目散に逃亡して被害を最少限におさえようと考えた可能性があります。
