『豊臣兄弟!』直ロスが重すぎる…墨俣一夜城まさかの自ら爆破で炎上!ほか…第8回解説:2ページ目
美濃三人衆の揺れ動く胸中
斎藤竜興(濱田龍臣)から邪険に扱われ、恨みを募らせる美濃三人衆。安藤守就(田中哲司)・稲葉良通(嶋尾康史)・氏家直元(河内大和)は、このまま竜興を支えるべきか悩んでいることでしょう。
北方城で小一郎から織田に寝返るよう説得された守就は、その場で断りはしたものの、胸中の動揺が見てとれました。
民が安穏に暮らせるなら、織田でも斎藤でも構わない。元百姓の小一郎が発した言葉だからこそ、守就の胸に響いたのかも知れません。
自分たちが守ってきた美濃国を、このまま竜興が治めるべきか、それとも……良通や直元もまた、同じように悩み続ける様子が描かれています。
斎藤竜興から信長に寝返り!『豊臣兄弟!』に登場の“美濃三人衆”が辿ったそれぞれの末路
美濃の斎藤氏を滅ぼしたのは織田信長だけではありません。斎藤道三(麿赤兒)・義龍(DAIGO)・竜興(濱田龍臣)に三代で仕えた家臣団「美濃三人衆」が、最後に下した決断が流れを決めました。忠義か、…
「よき城であった!」自ら爆破
俗説では、墨俣一夜城を築き上げた秀吉はその城主となるのがお約束。自分の知略をもって築き上げた城の主となる展開に、多くの歴史ファンが胸躍らせたことと思います。
しかし今回は「墨俣はあくまで北方城奪取の陽動に過ぎない」という方針から、斎藤勢を引きつけるだけ引きつけた挙げ句、最後は秀吉自ら爆破してしまいました。
蜂須賀正勝(高橋努)ら川並衆と心一つに力を合わせ、せっかく築き上げた自分たちの城を、自ら灰燼に帰せしめる……その無念さは、想像するだけで胸が絞られそうです。
わずかな間ではあったけれど、間違いなく墨俣城は秀吉たちみんなの城であり、実によい城であった……この展開も、あまり例を見ないのではないでしょうか。
爆炎と共に焼け落ちる墨俣城を背に立ち去る秀吉たちの姿に、今度こそは城持ちになってほしいと声援を送った視聴者は、少なくないと思います。
そして命からがら窮地を脱した小一郎と再会。二人仲良く生還し、信長に怒られたことでしょう。大丈夫、生きてりゃきっと次があります。そう、生きてさえいれば……。


