【豊臣兄弟!】“無事を信じて待つ”身の辛さに気づいた小一郎…なのに、直に迫る悲劇とは?:3ページ目
「乙女みたい」と言われている荒くれ者の蜂須賀正勝
さて、一方で今回強烈な印象を残したのが、川並衆の筆頭・蜂須賀正勝と義弟の前野長康の関係。
正勝は、絵に描いたような泥臭い荒くれもので、「わしは誰の下にもつかぬ!」と豪語するツヨツヨのキャラクター。
演じる高橋努さんも「蜂須賀は、“泥臭さ”を持った人物……「男の中の男」そんな武将だと思います。」という内容のコメントをしています。
そして「おちゃめな面も入れたい」とご本人が言うように、SNSでは「乙女っぽい」「可愛い」と評判に。
というのも…
以前は義弟だった前野長康に「この織田の犬が!」と斬りかかりつつも、トドメを刺せずに刀を止め悩む。
藤吉郎がいきなり長康をドロップキックで川に突き落としたとき「え?えぇぇぇ〜」というすごく狼狽した表情を見せる。
あっけに取られた隙をつき、藤吉郎に「仕事の話をしにきた」とかぶせられ「いいだろう」と答えてしまう。
そして、「あなたは軍神じゃ」と言われて切なさそう。
などなど、強面の風貌なのに、表情が繊細なキャラクターだからでしょう。
「前野殿の屋敷に行ったとき、空き家となって時間が経つのに思ったよりも綺麗だった。誰かが手入れをしていたようだ。本当は戻ってきてほしいと願っていたのではないか」と藤吉郎に指摘された正勝。
空き家の屋敷を掃除して手入れしてたのですね。絆は断ち切れてはおらず、信じていたのでしょう、またいつか長康と共に手を携えて働けるときを。
そこに、敵の斎藤龍興(濱田 龍臣)軍が前野邸に押し寄せてきたという知らせが入ります。
「一緒に戦いに行こう!前野殿も待ってるはず」と正勝に声をかける小一郎。「お前に何がわかる!」と言われるも「わしにはさっぱりわからん。けれど、兄者がそう言うならそうなんじゃ!」とにこやかに返します。
「兄者がそう言うならそう」なんという迷いのないパワーワード。
「兄弟の絆」と「人を信じる力」というテーマが、このドラマの根底に流れていることを改めて感じました。