【豊臣兄弟!】「近習=男色役?」は誤解 信長が小一郎を近習に選んだ理由とは?小姓との違いも解説:2ページ目
他にもいた側近たち
近習と小姓以外にも、主君のそば近くに仕える者には様々な役職があるので、紹介したいと思います。
右筆(ゆうひつ。祐筆)
筆をもって右(たす)けるとの如く、主君の書状を代筆したり、議事録をまとめたりする役割を追いました。主君は書きあがった文書に花押(かおう。サイン)するだけです。
書にすぐれているのはもちろん(書状が汚いとカッコつかないので)、話を要約する能力も問われました。
奏者(そうじゃ。奏者番)
面会人の言葉を主君に上奏する役目を負ったので、この名がついています。面会人の言葉がどのように伝わるかは奏者次第な面があるので、家中では隠然たる影響力を持っていました。
同朋衆(どうぼうしゅう)
元は様々な芸能をもって将軍の身辺に仕える者を指しましたが、次第に大名クラスの身辺にはべる者たちもそう呼ばれるようになります。特に茶の湯を指導する僧形の者を茶坊主(ちゃぼうず)とも呼びましたが、彼らもれっきとした武士身分です。
後に咄衆(はなししゅう)とも呼ばれるようになり、単なる雑談相手から重要な政務相談まで、さまざまな話題に対応できる知識や機転が求められました。
