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”浮世絵版画”にフォーカスし、その歴史や技法をひもとく企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」開催

”浮世絵版画”にフォーカスし、その歴史や技法をひもとく企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」開催

東京・墨田区のすみだ北斎美術館で、企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」が開催されます。

江戸時代、一点物の肉筆画に対し浮世絵版画は量産され、販売される商品でした。江戸を訪れた人が故郷への土産として買って帰る江戸土産のひとつとして、広く流通しました。

現在、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をはじめとする浮世絵版画が世界中で知られているのも、量産された作品が点在し、多くの人々が目にする機会があったから、といえるかもしれません。

浮世絵版画には、情報を伝えるメディアという側面もありました。浮世絵版画からは、江戸に生きる人々の身近な日常を垣間みることができます。

葛飾北斎「雪月花 隅田」すみだ北斎美術館蔵(前期)
葛飾北斎「あづま与五郎の残雪」「伊達与作せきの小万夕照」すみだ北斎美術館蔵(後期)
豊原国周「開花人情鏡 写真」すみだ北斎美術館蔵(前期)

企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」では、浮世絵版画に焦点を当て、その歴史や技法、テーマなどをひもときます。浮世絵版画の幅広い魅力を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。

ワークショップ「季節のハガキを摺ってみよう」、スライドトーク、講演会「錦絵の売られ方―いくらで、どのように」など、関連イベントも開催予定。詳細は公式ホームページを確認してください。

企画展「北斎でひもとく!浮世絵版画大百科」は、2025年12月11日(木)〜2026年2月23日(月・祝)の期間、すみだ北斎美術館で開催されます。

 
 

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