【べらぼう】まもなく終盤、蔦重が生き抜いた”6つの元号”に込められた思いを一挙紹介:2ページ目
明和(めいわ)
西暦:1764年6月30日〜1772年12月9日
開始:宝暦14年6月2日(改元当日)
理由:後桜町天皇(ごさくらまち。第117代)即位
終了:明和9年11月15日(改元前日)
出典:『書経(しょきょう。四書五経の一つ)』
……九族既睦、平章百姓、百姓昭「明」、協「和」万邦、黎民於變時雍……
読み:きゅうぞくすでにむつみて、ひゃくせいへいしょうし、ひゃくせいしょうめいにばんぽうきょうわし、れいみんしげるにおいてこれやわらぐ。
意訳:人々が助け合い、それぞれに相応しく振る舞って徳を示せば、世界の共存共栄が実現する。
明和に生まれた人物:
- 光格天皇(未登場) 明和8年(1771年)など
安永(あんえい)
西暦:1772年12月10日〜1781年4月24日
開始:明和9年11月16日(改元当日)
理由:後桃園天皇(第118代)の即位
終了:安永10年4月1日(改元前日)
出典:『文選』
……寿「安永」寧、天禄宣明、温飾迎春…
読み:えいねいをことほぎやすんじ、てんろくせんみょうして、おんしょくにはるをむかえる。
意訳:永く続く平安に感謝し、天から与えられた徳を明らかにすることが、何よりの正月飾りである。
安永に生まれた人物:
- 徳川家斉(城桧吏)安永2年(1773年)など

