幻の「2代目 横浜駅」関東大震災で焼失…わずか8年の営業だったその遺構がマンションの片隅に!:2ページ目
15年ほど存続した2代目横浜駅
2代目横浜駅・略年表
- 大正4年(1915年)
8月15日 2代目横浜駅が開業、初代横浜駅は桜木町駅に改称。 - 大正12年(1923年)
9月1日 関東大震災により、駅舎が倒壊・焼失。
9月7日 仮駅舎を設置、営業再開。 - 昭和3年(1928年)
10月15日 3代目横浜駅が現在地で開業。2代目横浜駅は呑み込まれ、高島口乗降場に。 - 昭和5年(1930年)
1月26日 高島口乗降場(2代目横浜駅)が閉鎖。
ここまで2代目横浜駅の歴史を振り返ってきました。主体的な営業は8年間余りでしたが、仮駅舎や高島口乗降場としての存続期間を入れると、その歴史は約15年に及んでいます。
閉鎖後はすっかり更地とされてしまったのか、あるいは遺構があったものの、昭和20年(1945年)5月29日の横浜大空襲で焼き払われてしまったのかも知れません。
